日常的には栄養という言葉で栄養素も指し、さらには栄養素を含む食品まで指すことがある。ただし学究的な場では栄養、栄養素と呼び分けることが好まれることが多い。英語でもNutritionという語は栄養、栄養素、および栄養を含む食品全般を指して用いられており、しかもNutrition=食品という用法はきわめて一般的である。
栄養は3つの段階に分けることができる。第一段階は、食物や飲み物を体内に取り込む。第二段階は体が食物や飲み物を栄養素に分解する。第三段階は栄養素が血流を通って体の他の部分にまわり、"燃料"(エネルギー源)としてあるいは他の目的(体の組織を構成するためなど)に使われる。人間はからだに十分な栄養を与えるために、主要な栄養素を含む食物を食べ、飲み物を飲まなくてはならないのである。
1)エネルギーになる
2)身体をつくる
3)身体の調子をととのえる
1)の”エネルギーになる”の役割を果たしている栄養素の中でも重要なものが三大栄養素と呼ばれるものである。
人間などの生物にとって三大栄養素とは炭水化物、たんぱく質、脂質である(炭水化物は糖質とも呼ぶ)。なお三大栄養素のうち、炭水化物を除いたタンパク質と脂質は2)の”身体をつくる”の役割も果たしている。
五大栄養素と言うと、左記三大栄養素にミネラルとビタミンが加わる。ビタミンとミネラルの主な働きは、3)の”身体の調子を調える”ことである。忘れてならないが、水も必須の物質である。水は人の体重の60-70%を占める身体の主要成分であり、栄養素を運搬する体液に水は含まれている。他にも人は食物繊維、酵素、フィトケミカル等々の要素も健康のために実際上必要としている。五大栄養素に水も加えて六大栄養素と表現することもあり、水の代わりに食物繊維を加えて六大栄養素と表現することもある。
エネルギー性の栄養素(脂質や炭水化物=糖質)を摂り過ぎると肥満につながり、生活習慣病を引き起こす可能性が高くなる。反対に栄養素の摂取が少なすぎるとやせすぎたり、体力が減退したり、集中力を失ったりする。栄養素全般が足りなかったり、摂取する栄養素に偏りがある状態を栄養失調という。
つまり健康のためには、ほどよい量の栄養素の摂取することが大切になる。1日あたりに必要となるエネルギー量は体格や運動量によってひとりひとり異なっている。必要エネルギーは基礎代謝量と身体活動レベルを用いて簡単に算出することができる。身体活動レベルは下の表の右側の「生活パターン」見て自分の生活がどれに属するか判断し、左から2番目の「身体活動レベル」の数値を読み取る。
そして当サイトではこれら生命維持活動に必要な『栄養』をサプリで補ってきた筆者が栄養素〜とりわけビタミン類〜を紹介していく次第である。